2011年10月31日月曜日

景気の波-04


■第3回では、次のように予想した。
月々の変化率について、前年同月比での比較に変更。
前年同月比の頂点で、持ち株を売り、変化率の底で株式を購入することが、運用成績向上につながる。

■確実な運用成績を達成
前年同月比のピークで取引を実施した場合の運用成績をシミュレートしてみた。
結果を以下のグラフに示す。



変化率の頂点で売買を実施した場合の成績
変化率の頂点はグラフで見るよりも細かく現れるので、取引回数も多くなる。


信頼のできる運用成績を達成している。
日経平均の前年同月比が、大きくマイナスを付けているときでも、運用成績は、少しのマイナス。
日経平均の前年同月比がプラスに転じている場合は、それに従い、運用成績もプラスとなる。
ロングスパンの中では、マイナスの局面があるが、総じて、伸び率が高い。

運用比率は0.7とした。運用比率により、局面が変わる。
前年同月比がマイナス局面の時は、取引しないことで、さらに成績が改善されるだろう。

ただ、難点は、今月がピークなのかどうかは、次月末にならないとわからない点である。
このグラフは、全てが過去のデータなので、ピーク判定が可能であった。

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