今回は、TradingData Tool パネルの、今まで説明していなかったことを説明する。
■TradingData Tool
このパネルでは、下記設定を行う。
- 操作するデータリスト(帳簿となるTradingList)
- 出力先プリンター
- 消費税率
- 振込先
- 選択リスト (顧客分類 や 品目の単位・入り姿)
4.5. については、ユーザー登録時に発行されるプロダクトキーが必要になります。
ユーザー登録を促す意味もあるが、不用意な変更を防止する意味もある。
TradingData Toolパネル
1 データリストの設定
本ソフトは、会計年度毎に、帳簿を改めることを想定しており、そのたびにファイルを保存していく。
したがって、帳簿ファイルの名称は、TradingList-xxxx.xls として、xxxx部分に会計年度名を入れるとよいと思う。ここで、データリストを変更することで、前年度等の帳簿を開いて当時の取引を確認することができる。
インプットボックスにカーソルをいれることで、ファイル選択メニューがでてくる。過去の帳簿ファイルであっても、TradingData と同一のフォルダに存在しなければならないので、注意しておいてください。
2 出力先プリンター
Excel 2010から PDF出力機能が備わっている。この機能を活用することで、エクセルから出力PDFファイルを操作し、ショートカットを操作パネルに表示することが可能になった。
ここに☑(チェック)をいれることで、その下で他のプリンタを指定していても、印刷出力先はPDFとなり、PDFショートカットアイコンがパネルに表示され、PDFファイルそのものは、各レコード用のフォルダに保管される。(フォルダーは、パネル右上のフォルダアイコンクリックで開く。)
各プリンターの設定
プリンターの設定は、インプットボックスにカーソルを入れると、使用可能なプリンターがリスト表示されるので、その中から選択する。
帳票印刷は、A4シートの印刷用プリンターを、DM印刷は、はがき・往復はがき印刷用のプリンターを設定する。
3 消費税率
消費税率は、法改正によって、変更されることがあり、新しい税率が施行される日に、この値を変更する。変更後から行う取引には、新しい消費税率が設定される。
変更前に登録した取引には影響は与えない。
4 振込先
振込先は、請求書に表示する 金融機関名、口座番号、口座名義を登録する。
また、会社のロゴマークや、キャッチフレーズ、パネルに表示する印鑑名称を設定。
振込先の設定
5 選択リスト
ここでは、顧客分類、単位・入り姿を設定する。
出荷時には、デフォルトで設定してあるので、そのまま使用してもよい。
顧客分類は大分類までを登録する。お得意様なのか、生産者なのか、配送会社なのか、顧客にとっての顧客(孫) なのか、ユーザーが分類名を設定して登録する。
単位は、個・リットル・件・パック・箱などを記載。入り姿とは、箱 袋 等、パッケージを記入する。
選択リストの設定
以上、TradingDataについて、一通り説明した。
次回に、TradingListの使用方法を説明する。
0 件のコメント:
コメントを投稿