2013年6月16日日曜日

組織のなかで生きるということ

組織とは、「組織全体で目的を遂げる」という命題を持った存在なのである。
したがって、組織人に求められるものは、その命題を遂げるための能力であり、またそうした行動規範である。
組織の中の階級は、そうした機能を円滑に遂行するための役割である。
その階級を決める人は、上役であり、組織の上層部に位置する人たちだ。

組織に属しているということは、「そうした階級の上昇を行動を起こす原因とし」、それが、組織人の行動のインセンティヴとなるのである。

したがって、「組織全体の目的」が個人の目指す方向と異なる場合には、心の中で葛藤が起こるはずである。そのような場合には、組織から離脱して自分の目指す方向を、自分で、あるいは新しい組織で目指すべきなのである。

組織人にとって、「組織全体の目的」と自分の目的が合致している場合はどの程度だろうか。
合致していないのに、階級を求めるというインセンティヴだけで組織に属している人はどのくらいいるのだろうか。

【母の言葉】
しかし、思うように行かないこともあります。そんな時は■じっとしんぼう。がまんが大切ですよネ■
とある。みなじっと辛抱しているのだ。2013/6/17 追記

「自分の目的」が高く維持できているかも確認しなければならないだろう。