2017年11月28日火曜日

株価と出来高について⑤(StockFinder活用法)

6864 NF回路ブロックが値幅制限いっぱいの値動きを見せた。2017/11/27

先週の量子コンピュータのニュースで、一度ストップ高になったが、

物色がまた戻ってきたようだ。ユビキタスも一緒に買われている。

この動きはいつまで続くのだろうか。

NFのChI(株価)とVoI(出来高)の指標連動性は下図のとおりである。



11/17を境に、右上がりに傾きを変えている。

ChI VoIとも一日あたりの増加率が大きくなってきた・・・①

ということだ。

前述したように、増加傾向にあるChI - VoI の指標連動チャートは

左回り(反時計回り)に推移する。したがって、

ChIが頂点に達する前は、指標連動チャートが垂直に上を向く…②

ということであり、このチャートでも読み取れる。

あと何日かけて頂点に達するかも見えてくる。

①のChR - VoR を散布したチャートで上昇銘柄が見つけられるのでは。

下記2017/11/27の銘柄(1200超) から 0.2<ChR かつ 0.2<VoRで
スクリーニングし、ChR縦軸 VoR横軸 で散布したチャートである。




量子コンピュータ関連の銘柄がみられる。
・NF回路ブロック
・フィックスターズ
・日本ラッド
・ユビキタス
・ブレインパッド(ニューラルネット)


ChI-VoI の連動性が反時計回りであれば、以下のようになるはずである。
株価サイクルが
・上昇に転じようとしているとき
  縦軸ChRが小さくても、横軸VoRは大きい。
  初期では、参加者が増加傾向にある。

・頂点に接近しているとき
  縦軸ChRが大きくても、横軸VoRが小さくなっている。
  頂点近くでは、参加者の増加がないのである。






2017年11月26日日曜日

株価と出来高について④(StockFinder活用法)

ChI-VoI の回り方 
左右両方出現した例

4587 ペプチド

ペプチドは、11/9以降、3500→3000に下げた。しかし、
しばらくすると、3600に急遽上昇



この時のChI-VoI連動チャートは、
下げ基調で右回り、上げ基調で、左回りに方向転換している。

短期間にこの値幅では、なかなか動かない。貴重な例。

株価と出来高について③(StockFinder活用法)

②で ChIとVoIの指標連動性チャートは、左回りに推移すると書きましたが、

その例外があります。



2760 東京エレデバ です。 とても良い銘柄で
保有していた時期もありました。

しかし、10/26以降、右回りになっています。 つまり、
VoI出来高上昇後、ChI株価は低迷するという現象。右回りです。

時系列チャートはどうでしょうか。



10/25ごろ 大きく下げていることが確認できます。

つまり、ChI-VoI 指標連動チャートでは、

株価上昇時には、左回り
株価下降時には、右回り
に推移する。

という仮説が立てられます。





株価と出来高について②(StockFinder活用法)

ChI(株価)とVoI(出来高)の関係について、
指標連動性を確認する。



上記はタツタ電線のChI-VoIの指標連動性である。

そうすると、株価の盛衰のサイクルが一つの側面から見て取れる。

左回りに回転する。

出来高が増大すると、株価は上昇し、ある程度のところでもとに戻ろうとする。

どこで、投資をするとよいか見て取れるのではないだろうか。



株価と出来高について① (StockFinder活用法)

株価が動くということは、取引が発生しているということである。

自然と次の仮説が生じる。

仮説「出来高が大きい銘柄は、値動きも大きい」

ほんとうかなあ

検証してみよう。
株価の高低と、出来高の高低は、次のように導くこととする。

株価高低   ChI   短期移動平均株価  ÷ 長期移動平均株価×10
出来高高低  VoI   短期移動平均出来高 ÷ 長期移動平均出来高

ChI で 10倍している理由は、他の指標と比べ、価が小さく出てしまうための調整である。 

また、ChI と VoI の変化にも着目する必要がある。

ChR = ChI(当日) -  ChI(前営業日) 株価の変動率である。
VoR = VoI(当日) -  VoI(前営業日) 出来高の変動率である。

StockFinder で1200超の銘柄から 2017年11月24日の結果から
出来高が2割大きくなった銘柄で比較してみた。

(株価高低)ChI研究なので、以下のチャートの縦軸はすべてChIである。


Ⅰ. そのうち、上昇率が2割以上の 0.2<ChRの銘柄について

1) 縦軸ChI 横軸VoI



2) 横軸VoR(出来高変化率)



出来高変化率が大きいほど、株価は高い。

3) 横軸ChR(株価変化率)



株価変化率が大きいほうが、ChIが大きい それはそうだ。

Ⅱ. 上昇率が中間の -0.2<ChR<0.2の銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI

出来高が大きいほど 株価が低い 相関大

2) 横軸VoR(出来高変化率)

変化が大きいほど 株価が低い 相関中

3) 横軸ChR(株価変化率)

株価変化率と株価の相関は低い

Ⅱ. 上昇率が中間の ChR<-0.2の銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI

VoIが大きいほうが、ChIが低い

2) 横軸VoR(出来高変化率)

VoRが大きいとChIが高くなる 見直し株?

3) 横軸ChR(株価変化率)


ChRが大きいと ChIが高くなる。

これは、11/24の結果だけである。
ほかの日も評価しなければならない。

また、この傾向は持続するのだろうか。