今までの報告の要旨は以下のとおりである。
■第1回の要旨
- ロングスパンの株価の動きでよめることは、バブル景気の山だけである。
- 変化率の頂点を手掛かりに、ショートスパンの変化を読み取ることができる。
■第2回の要旨
- 直前月との比較では、傾向をつかむことができない。
■今回
- 月々の変化率について、前年同月比での比較に変更する。
取引のタイミングは、年ではなく、すくなくとも月単位で考えたい。年間の中でも大きく変化するから、最前のタイミングをつかみたいからだ。
日経平均は、様々な要因で変動しているため、毎月の変動を見ていたのでは、傾向がつかめないということであろう。季節変動もあるだろうから。
そこで、月々の変化率について、前年同月比での比較に変更してみた。
日経平均株価と、前年度比変化率との対応
赤で売り、青で買うとしたらどうだろうか
すると、長期間での景気の波というものが現れてきた。この波と、日経平均の傾向は一致しているといえるだろう。
要するに、前年同月比の頂点で、持ち株を売り、変化率の底で株式を購入することで、運用成績を向上させることができるということである。
前年同月比の勾配が世の中でいう、景況感と密接に結び付くのではないか。
つまり、前年同月比の勾配の±が入れ替わるときに、取引を実施するのである。
そのようなことができるだろうか。
今回の要旨
■株価は前年同月比で比較して、変化率をグラフ化すると傾向がはっきりわかる。
■変化率のピークで取引をすることができればよい。
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