2018/1/3 日経電子版 より
『日経マネー 2018年2月号』88ページによると、過去10年の平均では、
大発会では、大納会の終値の1%高で始めるようである。
その後、2月末に大納会終値の4%マイナスで底をつけると予想している。
年末は6%高となる。
2017年大納会終値 22,764円→大発会終値22,911円→2月中旬21,853円を底として、上昇に転ずる。そして、年末には、24,129円となる。あくまで、過去10年の統計である。
しかし、銘柄によって日経平均との連動制が異なると思われる。
すなわち、日経平均の過去の動きを考慮して売買を行うとよいものは、日経平均との連動性の高い銘柄である。
仮説
連動性の低い銘柄 連動性の高い銘柄・テーマ性が高い ・テーマ性が低い
・知られていない ・有名な
・時価総額が小さい ・時価総額が大きい
・出来高が小さい ・出来高が大きい
2760東京エレデバ β0.20 C0.17 3858ユビキタス β1.14 C0.30 4587ペプチド β0.33 C0.09
5563新日本電工 β0.31 C0.36 5809タツタ電線 β-0.41 C-0.28 6471日本精工 β1.45 C0.60
6723ルネサス β1.21 C0.56 6752パナソニック β1.46 C0.85 6823 リオン β0.68 C0.36
6864NF回路 β-3.37 C-0.44 7261マツダ β1.44 C0.69 7779CYBERDINE β0.58 C0.27
コード 銘柄名 傾きβ 相関係数Cの順に記載している。
0.5<C の銘柄は日経平均との株価連動性が高いといっていい。
また、1<β の銘柄は、日経平均の変動の牽引役を演じている銘柄である。
0.5<C かつ 1<β の銘柄は、1月4日の大発会の日に売るべきであろう。
そして、2月中旬に買うのである。
2月中旬は、日経平均とともに下落していて、今まで手に入れたかったが、高くて買えなかった日経連動性の高い(β高C高)銘柄が割安になっていると思われるため、
買うチャンスである。
テーマ株で時価総額の低い株は日経平均との連動性は低い。
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