2018年1月10日水曜日

株取引における賢明さとは

賢明な判断は、損失を抑えるのではないか。

賢明とは・・・・・

あるニュースが出て、寄り付きの株価が上昇。

寄り付き後、急降下。

よくあるパターンである。

2017年10月5日 日経記事・・安川電機 通期の業績明るい

①寄り付き株価急騰3680円→②急降下。11'30 3530円

噂で買って、結果で売れという、格言の反対を行ってしまった。

300株買ってしまっていた。
その日の判断は間違っていたのか。

150円値下がりし、4万5000円が午前中の2.5時間で失われる。
そこで、狼狽売り。

しかし、午後になって持ち直した。 
しかし、もう意気消沈し、
もう安川は見ない。と誓った。

10月10日に3505円の底をつけた。ここで自分の間違いを正して買うべきであったが、
とみるみる上昇し、10月13日には3900円になった。もう許さん!

その後も上昇を続け、
2018年1月10日引け値は5330円である。


ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
なにが間違っていたのか!?

賢明さが足りなかった
と直感的に思った。

その後は、机に向かい、「賢明」とボールペンでメモ用紙に書してから
業務に取り掛かることにしている。

賢明とは何だろうか。考えてみた。

・10月5日の判断もそれなりに正しかったのである
  ←最善策ではないが。長期的に見れば正しい。
直前の判断が間違っていると狼狽する。←賢明とは言えない。
  ←短期的な評価のことを短絡的というのであろうか。
・また、購入後の値下がりについて、一度は耐える必要があるのだ。

もう一つ

取引指示を出すときに、なんとなく
別のシナリオがうっすらと頭をよぎることがある。
その声を、赤子の心(先入観の無い)で聞く。
その声を追いやってはならない。

これは、梅原猛により、密なるものの声は静かと表現されている。
密なるものとは、「真理」のことである。
その声は、静で、虚心でいなければ、聞くことはできないということ。

知多半島のとある町の役場の町長室にもその言葉が色紙で飾られていた。
梅原猛に町長が依頼したのであろう。


株取引における賢明さとは
  1. よりよい思考には、虚心が求められる。(株取引で別シナリオに耳を傾ける)→決めたルールは目的ではない。
  2. 相手の立場で、長い目で考える。(その時の理屈を点検する)→全体で考える。
  3. 考えて実行したことには、それなりの正しさがある。(最善でない可能性もあるが。)→過ぎたるを悔やまない。





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