2018年1月25日木曜日

長考に好手なし

とは、将棋の世界で使われる言葉である。※1
見切りの重要性
「将棋では、ある程度レベルが高くなってくると、どうしてもこの場面は危ない、この手は危険だ、と危険を察知してしまうようになります。」(p49)
脳科学者 池谷裕二氏との対談
「説明できる勘と説明できない勘があって、前者を『ひらめき』、後者を『直感』といいます。やや専門的な話になりますが、・・・皮質を使うのがひらめきです。基底核が働く名は直感です。」(p65)
長考に好手なし
『ひらめき』『読み』『大局観』『反省はするけれども後悔はしない』

株売買も同じである。
直感的によくない感じがしたとき、買値より上昇したら売ろう。と思うことがある。それは間違いなのである。その時は、すぐに見切り売りをしなければならない。

その逆も同じ。直感的に良い感じがしたとき、それまでの知識・情報を総合して判断しよう。


※1 『戦う頭脳』羽生善治 著 文春文庫 2016.3.10 第一版

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