2011年11月27日日曜日

ユーロ共同債


ドイツ メルケル首相は、2011年11月24日のドイツ フランス イタリアの参加国首脳会合で「ユーロ共同債は不要と発言した。

「国の競争力によって金利の格差がつくことが重要だ」と発言した。(日経2011/11/25朝刊)





ドイツは、ユーロ安によって、恩恵を得ているのである。次のように言いたい。

「通貨の価値も国の競争力によって、差をつけてはいかがでしょうか。」と。



そうすれば、強い通貨ドイツマルクにより取引されるドイツ製品は輸出が困難になり、日本の製品が相対的に輸出しやすくなり、現在の為替による歪は解消されるでしょう。
日本企業にとっては、有難い話だ。



ドイツは、通貨安という莫大な利益を受けながら、一方の国債については、独自の金利としたいと、ご都合主義なのである。

ユーロ圏を崩壊させるかどうか、それをドイツがどう考えるかに判断がかかってきている。
ドイツはユーロ全体が発展する道を選択せざるを得ないだろう。

ご都合主義は、ユーロ圏を崩壊させる。

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