2016年10月8日土曜日

StockFinder 株の買い時を発見するには - ①

株を買うタイミングとは※1
・トレンドが上向いているとき。
・十分に安いとき。
・最安値から脱したとき。


・TrendR ・・・トレンドの傾き プラス → 上向き
・Chi ・・・・・株の高安 (短期移動平均-長期移動平均) ÷ 長期移動平均×10
・Phi・・・・・長期期間の中での短期移動平均の高安の位置づけ (-1~+1)


・トレンドが上向いているとき。・・・TnendR が +0.1より大きいとき。

・十分に安いとき。・・・・・・・・・Chi が  -0.5  より小さいとき。

・最安値から脱したとき。・・・・・・Phiが-1から-0.99 以上に変化したとき※2

時系列チャートにおける条件設定は以下のようにできます。



運用シミュレーションの売り条件設定では、上記設定パネルを使います。
                                                                                                               (NTNは銘柄名です。)
NTN TrendR は +0.1の時にON
   TrendR = 100 のとき、一日で株価が2倍になります。
            TrendR は 一日における株価の増加率を示します。
   TrendR = +0.1 とは、 一日の増加率が0.1%のことです。

NTN Phi は -1から脱したときON  
   Crossにチェックがあるのは、OFF から ONに変わった日のみ反応
   -0.99 <  チェック < 0.99 は最安値から脱している場合。

NTN Chi は -0.5以下でON
   株価が 長期移動平均よりも0.05 = 5%以上割安という意味です。
   Chi は ×10をしているので、 +1 は +0.1 = +10%を意味します。

上記条件にいずれも適合した場合、かつ運用資金が残っている場合に、買いサインを出します。

運用シミュレーション時系列チャート



上記チャートの青枠で示す部分が買い実施のタイミングです。
この時、買い条件に適合しているということです。
・緑枠は、スタート時の元手資産です。
・赤枠は、売り実行を示しています。
・黄色は枠は運用終了時の資産です。

運用シミュレーション終了時に買い条件と適合する場合は、操作パネルに「買い指示!」と表示されます。

また、詳細な運用レポートを表示できます。


上記レポートの上の方にある棒グラフは資産の変化です。オレンジ色が保有株式の評価総額、青色が買い付け買力(現金)を示します。オレンジ色と青色の長さの合計が、資産評価額です。この長さの変化率が運用効率です。
この場合では、約4か月を運用期間とし、運用効率は13%となっています。 7月12日のINDEXにより、13日に買いを実施することにより、運用効率を向上させています。

4か月で13%(年間 13×3=39%)の効率は、配当利益率よりも高いため、そのような銘柄はインデックストレーディングに向いているといえるでしょう。

株を買うタイミングについて下記仮説が正しければ、
・トレンドが上向いているとき。
・十分に安いとき。
・最安値から脱したとき。

以下の時に株を買うと失敗する蓋然性があるということになる。

・トレンドが下向いているとき。

・十分に安いわけではないとき。

・最安値から脱していないとき。


※1
株を買うタイミングの考え方は、人それぞれ異なると思われます。もっとよい考え方もあると思います。それぞれの方法を研究し、試していただければと思います。ここで紹介する方法は一例であり、この方法により、運用効率が必ず良くなると保障するものではありません。取引は各自の責任において行ってください。

※2
Phi は終値について、当日を含め長期期間の間につけた、最高値を+1 、最安値を-1とし、その間における、当日の終値の位置づけを算出したものです。したがって、最安値の時は、-1となっています。

■StockFinder 公開ページ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se511919.html

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