2017年11月26日日曜日

株価と出来高について① (StockFinder活用法)

株価が動くということは、取引が発生しているということである。

自然と次の仮説が生じる。

仮説「出来高が大きい銘柄は、値動きも大きい」

ほんとうかなあ

検証してみよう。
株価の高低と、出来高の高低は、次のように導くこととする。

株価高低   ChI   短期移動平均株価  ÷ 長期移動平均株価×10
出来高高低  VoI   短期移動平均出来高 ÷ 長期移動平均出来高

ChI で 10倍している理由は、他の指標と比べ、価が小さく出てしまうための調整である。 

また、ChI と VoI の変化にも着目する必要がある。

ChR = ChI(当日) -  ChI(前営業日) 株価の変動率である。
VoR = VoI(当日) -  VoI(前営業日) 出来高の変動率である。

StockFinder で1200超の銘柄から 2017年11月24日の結果から
出来高が2割大きくなった銘柄で比較してみた。

(株価高低)ChI研究なので、以下のチャートの縦軸はすべてChIである。


Ⅰ. そのうち、上昇率が2割以上の 0.2<ChRの銘柄について

1) 縦軸ChI 横軸VoI



2) 横軸VoR(出来高変化率)



出来高変化率が大きいほど、株価は高い。

3) 横軸ChR(株価変化率)



株価変化率が大きいほうが、ChIが大きい それはそうだ。

Ⅱ. 上昇率が中間の -0.2<ChR<0.2の銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI

出来高が大きいほど 株価が低い 相関大

2) 横軸VoR(出来高変化率)

変化が大きいほど 株価が低い 相関中

3) 横軸ChR(株価変化率)

株価変化率と株価の相関は低い

Ⅱ. 上昇率が中間の ChR<-0.2の銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI

VoIが大きいほうが、ChIが低い

2) 横軸VoR(出来高変化率)

VoRが大きいとChIが高くなる 見直し株?

3) 横軸ChR(株価変化率)


ChRが大きいと ChIが高くなる。

これは、11/24の結果だけである。
ほかの日も評価しなければならない。

また、この傾向は持続するのだろうか。

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