株価が動くということは、取引が発生しているということである。
自然と次の仮説が生じる。
仮説「出来高が大きい銘柄は、値動きも大きい」
ほんとうかなあ
検証してみよう。
株価の高低と、出来高の高低は、次のように導くこととする。
株価高低 ChI 短期移動平均株価 ÷ 長期移動平均株価×10
出来高高低 VoI 短期移動平均出来高 ÷ 長期移動平均出来高
ChI で 10倍している理由は、他の指標と比べ、価が小さく出てしまうための調整である。
また、ChI と VoI の変化にも着目する必要がある。
ChR = ChI(当日) - ChI(前営業日) 株価の変動率である。
VoR = VoI(当日) - VoI(前営業日) 出来高の変動率である。
StockFinder で1200超の銘柄から 2017年11月24日の結果から
出来高が2割大きくなった銘柄で比較してみた。
(株価高低)ChI研究なので、以下のチャートの縦軸はすべてChIである。
Ⅰ. そのうち、上昇率が2割以上の 0.2<ChRの銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI
2) 横軸VoR(出来高変化率)
出来高変化率が大きいほど、株価は高い。
3) 横軸ChR(株価変化率)
株価変化率が大きいほうが、ChIが大きい それはそうだ。
Ⅱ. 上昇率が中間の -0.2<ChR<0.2の銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI
出来高が大きいほど 株価が低い 相関大
2) 横軸VoR(出来高変化率)
変化が大きいほど 株価が低い 相関中
3) 横軸ChR(株価変化率)
株価変化率と株価の相関は低い
Ⅱ. 上昇率が中間の ChR<-0.2の銘柄について
1) 縦軸ChI 横軸VoI
VoIが大きいほうが、ChIが低い
2) 横軸VoR(出来高変化率)
VoRが大きいとChIが高くなる 見直し株?
3) 横軸ChR(株価変化率)
ChRが大きいと ChIが高くなる。
これは、11/24の結果だけである。
ほかの日も評価しなければならない。
また、この傾向は持続するのだろうか。
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