2014年1月18日土曜日

若くてとがった人

小澤征爾さんの「私の履歴書」2月18日新聞掲載分は、
彼の若いときの性格。周りからの見られ方を彷彿させるものである。

「N響と決裂 日本に別れ」である。
書かれてはいないが、とがった人と見られていたのではないだろうか。
前のブログでも書いたが、可愛がられ力が足りなかったのだろうか。

愛されていれば、多少のミスは大目に見られるだろう。

しかし、武光徹 石原慎太郎 井上靖 イサムノグチ といった錚々たる
人々から愛されていたことがわかる。

偉大な人は、近くからはとげとげしく不遜な人と受け取れられ、
離れた同じように、偉大な人からは、愛されるのだろうか。

とがった人の近くにいると、傷ついてしまうのである。
また、彼は、全ての人と同じようには接していなかったのかもしれない。
「可愛がられ力」 だれに可愛がられたいかを考えていたのかも。

N響と決裂して、日本を離れることは、結果として彼にとって
良い方向に導いたのかもしれない。しかし、苦労の道であっただろう。

そういえば、伝記によるとスティーブジョッブズもそういう人だったようだ。

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