2012年9月9日日曜日

ユーロ圏 本格回復の前に沈みがあるだろう。

ドラギECB総裁は無制限国債買い取りを決めた。
それには条件があり、

救済を求める国が、

1.正式に支援要請し、
2.同時に財政再建策を報告し、
3.守られなければ、罰則を受けることになる

ということだ。

日経20120908

日経新聞にあるように ECBの発表で、イタリア国債利回りは低下し、一息ついたところだろう、支援を受けるための条件に嫌気がさして、しばらくは様子見をすることになろう。

その様子で、国債利回りは、再上昇し、南欧財政がどん底になり、ユーロを起源とする世界経済のもう一段の沈み込みがあるだろう。そのあと、選択の余地がなくなり、上記の条件を南欧諸国が飲むのだ。 年末ごろになるだろうか。 それでもドイツが国内世論の壁に会い、国債購入できなくなることもあるかもしれない、その恐怖がどん底のときではないだろうか。

その後、回復に向かうだろう。同時にユーロ圏の財政統合について、再度議論があるに違いない。


0 件のコメント:

コメントを投稿