2016年5月14日土曜日

思いやり=自分のため

昨日、自分の周りで財布を無くしたといっている人がいました。
仕事上、一昨日から会った人です。

出張の業務中の出来事である。一瞬お金を渡したら?と頭の中で声がしたが、行動に移すことができませんでした。他の人から借りて帰ることができたのでしょうか。

情けは人の為ならず。

自分のため。そうすることによって、自分の運命も変わるかもしれません。純粋に人のために行うことは素晴らしいかもしれませんが、そこまでの境地にはなれません。

自分のためのことをするチャンスを逃してしまった。
自分の運命を良い方向に変えるチャンスを逃してしまった。
利己的な気持ちが自分の行動に反省を与えているのです。
結局利己的人間の打算的行動とそれができなかったことへの悔みです。

アニメ一休さんのテーマソングの一節「気にしない、気にしない、気にしない♪」の中で、自然にそんな行動に出ることができれば、素晴らしい人なんだろうなと思います。
何も気にしない。自然に行動する。思いやりが身についている。

これ見よがしの行為をするなとも言います。自然な振る舞いのなかに身についた美しさが大切なのです。


くよくよすることはいけません。
ただ、人生の中には、他者のピンチに遭遇することがあり、
そのときの行動は、あとからその行動の良し悪しが判断されることになるでしょう。
ということ。

他者のピンチだけではないでしょう。
普段どのような精神を持って生活していて、そのときどきで出てくる自然な仕草、言葉、接し方がその人のなりなのだと思います。

どうしても利己的な精神からぬけ出せませんね。
少なくとも、相手の気持ちになって考える練習 習慣は自分のためになるということです。










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