2015年12月14日月曜日

売り上げが、どれほど利益に結びついているか。

ウォレンバフェット流の銘柄拾い出しをStockFinderで試してみる。

ウォレンバフェットの財務諸表の読み方は、多数の書籍により紹介されている。
そのうちの一つに下記があったと思う。

売り上げが、どれほど利益に結びついているか。


それをStockFinderでどのように確認するか。

Scat Brand で、縦軸に営業利益 横軸に売上高とする散布図を作成するとよい。


Y:営業利益 - X.売上高 散布図
 
 
上図は、日経HPより銘柄の営業利益、売上高をXYチャートに散布したものである。
売り上げが、利益に直結するものほど、上の方にプロットされる。
下の方にプロットされるものは、売上のうち、研究開発費、会社の維持管理費などで消費される度合いが多いものである。
 
営業利益とは、本業による利益である。
 
例えば自動車会社の場合、自動車の売り上げの利益は、営業利益。仮に工場を売却したとすると、その利益は、営業利益には含まれない。会社のトータルの利益として、経常利益に参入される。
 
バフェット氏は一時的な収入支出の影響がある形状利益よりも営業利益の売り上げに対する割合を重視しているそうだ。
 
散布する前に、0.15<ROE(自己資本利益率) を条件にスクリーニングを行っている。
ここでは、真True 偽Falseの両方を表示している。 Trueはオレンジ Falseはブルーの点でプロットしている。線は、相関線である。ROEが高い方が、営業利益の割合が多いことがわかる。


0 件のコメント:

コメントを投稿