2012年2月4日土曜日

ゴールデンクロス


■日本経済新聞 2012/2/3の記事に ゴールデンクロスがある。

ゴールデンクロスとは
25日移動平均線が75日移動平均線を下から上へ突き抜けるポイントとのこと。

長期ゴールデンクロスとして、
13週移動平均線が26週移動平均線を下から上へ突き抜けるポイントとのこと。

いずれも「買いサイン」とのことだ。

IndexSimulator で、本日2012年2月4日付でのいくつかの銘柄のゴールデンクロスを調べてみる。

日経平均     2012年2月3日ごろ


NYダウ      2011年11月はじめ



9613 NTTDATA   2011年10月下旬 12月始めには、元に戻り伸び悩む



9432  NTT 2011年10月下旬  2月に入ると、元に戻ろうとする。



8933  NTTUD     2012年1月下旬



8604 野村FG  2012年1月下旬



8411 みずほ 2012年1月下旬




8316 三井住友 2011年12月下旬



8306 三菱東京UFJ 2012年1月下旬



6674 GSユアサ 2011年11月下旬


6255  NPC 2012年1月上旬 1月下旬には、元に戻りさらに下げ

4188 三菱ケミカル まだ、形成せず 


こうしてみてみると、早い順に
NYダウ 生産系 銀行系 日経平均 の順か銀行系が少し遅れ、日経平均に近い。
NTTは2月3日で、逆ゴールデンクロスとなっている。

グラフを見てみると、75日移動平均と25日移動平均は、見やすい。

私の開発した、PhaseIndexでは、ゴールデンクロス付近から、-100%を脱して、大きく上昇することが確認できる。

75日の平均線の下向き勾配がきついときに、ゴールデンクロスを形成しても、また、もとに戻

ってしまうこともあるようだ。

一昨年からの欧州危機、昨年の東日本震災、タイ洪水と市場を冷やす事件が起きてきた。それ

らは、現在は、ほぼ悪材料が出尽くしたといってよいだろう。
欧州危機で、世界経済が冷え込み、各国中央銀行の金融緩和を表明した昨年11月25日ごろが底

となるのではないだろうか。
今後、次のリスクが顕在化するまでは、上昇がつづくのではあるまいか。
次のリスクとしては、中国経済の鈍化、北朝鮮の情勢不安定化の拡大、が考えられる。

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※2015/12/5よりIndexSimulator は改定を重ね、新ソフトウェアStockFinderとして再リリースした。
再リリースの主な項目は以下の通りであるが、コードのほとんどを書き直したため、高速化するとともに、操作性も全く別のものに改善された。
1)チャートワークシート、インターネットデータ取得シートを本体ソフトウエアからの分離による、ファイルの肥大化防止。
2)指標連動性の分析機能追加


概要紹介ページ
http://katsuyama-shin.blogspot.jp/2015/12/stockfinder.html
公開ページ
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se511919.html


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