2021年10月9日土曜日

体で覚えるということ。

 ピアノの演奏もそうだ。意識的に"どうだったかな"と思ったところで、間違える。

もうすぐ終わりだ! ラストまで、間違わないように弾こう、と思ったところで、間違うものだ。 気がついたら弾けていたということが多い。 指運を変更したときもそうだ。手続き記憶に定着するまで、ぎこちなく、また間違う。 "力を抜いて!"の勝間さんのご指摘の通りにするためには、体に覚えさせなければならないし、 そうでないといい演奏はできない。 譜面を見て初見でキレイに弾ける人は、頭の中に蓄積された手続きをLOAD して、PLAY しているのだ。 譜面を見て弾けない人は、最初に暗譜せざるを得ないから、手続き記憶として、小脳にSAVE しないと、弾けない。 だから、譜面を読めない人は、一度弾ければ、ずっと譜面を見ずに上手に弾けるのだ。 年を取ると、手続き記憶のSAVE に時間がかかるようになることを実感している。 譜面を見ながら弾くというのも善し悪しで、早めに手続き記憶をSAVE する訓練をしたほうがよい。 また、弾かないでいると、忘れるが、少し練習すれば、LOAD される。

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